アメリカに到着したらまずは行うべきことについて【長期留学・駐在編】

こんにちは。
今回は「アメリカに到着してからまずは行った方が良い事」に関してです。アメリカに最初到着してからは、いくら英語に自信があっても、少し不安に感じてしまったりすることがあると思います。しかしながら、アメリカで生活する上において、必要最低限のしなければならないことが存在します。今回は、その「すべきこと」に関してをまとめてみました。
到着してまずは行う事
在留届を出す
URL:外務省 在留届
在留届とは、旅券法第16条により定められている、外国に住所又は居所を定めて3か月以上滞在する日本人に対し、その住所又は居所を管轄する日本の大使館又は総領事館(在外公館)に提出するように義務付けられているものです。
日本人としての義務なので、勿論提出しなければなりませんが、これは大使館や総領事館に必ずいかなければならないものではなく、ORRネット(オンライン在留届)を使用して提出することが可能です。この在留届を提出することにより、該当する地域の大使館又は総領事館から送られてくるメールなどが受け取れ、万が一事故や犯罪、災害などに巻き込まれた時などでも、在留届を提出していれば、安否確認などの連絡が迅速に行えます。
又、パスポートなどの更新に関しても、出張サービスがあり、そうした内容に関しても該当する大使館又は総領事館からのメールで把握することが可能です。
銀行口座の開設
アメリカで学生として勉学に励まれる方や駐在としてお仕事をされる方は、アメリカで銀行口座を開設することが可能です。
留学生は、パスポートやI-20などの必要書類を銀行窓口に持っていけば、口座を開設できます。アメリカでは、zelle(ゼレ)やVenmo(ベンモ)といった送金サービスを頻繁に使います。そうしたサービスを使うためには、アメリカで銀行口座を解説する必要があります。
アメリカには4大銀行があり、基本的にはこの4つの銀行の中から選んで開設される方が多いです。
https://usinfo.biz/2020/05/bank-choice/
携帯電話の契約
現代社会において、スマートフォンは必須です。インターネットがなければ、様々なサービスや情報を得られず、銀行口座にもアクセスできませんよね。以前の記事では「アメリカに渡航する前にプリペイド式のSIMカードを購入しておくべきだ」と書きましたが、プリペイドを日常的に使用するわけにはいきません。
アメリカにはTargetやWalmartなどのスーパーマーケットで、各通信会社の契約をすることが可能です。
アメリカに存在する4大通信会社についてはこちらの記事をご覧下さい。
https://usinfo.biz/2019/07/cellular-choice/
バスカードを発行する
ほとんどのアメリカの地域では公共交通機関が発達しておらず、地下鉄などはありません。その代わりとして、主な市民の足となるのが、バスとなります。
私の住んでいるベイエリアはVTAバスが走っています。毎日学校に通う際によく使われるのが、CLIPPERカードと呼ばれるものです。
clipperカードはWalgreen’sという薬局で購入でき、whole foodsなどでチャージすることが可能です。
これは、Suicaなどの下位互換のような物で、基本的にはVTAバスやCaltrain(サンフランシスコ・サンノゼ間を通る特急列車)で使用可能です。学校によっては、在籍期間中はいくらでも公共交通機関が使えるclipperカードを配布される場合もあります。
【駐在者向け】ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)を取得する
こちらに関しては、駐在者のみとなります。
ソーシャルセキュリティナンバー(社会保障番号)は、日本で言うマイナンバーカードと同質のもので、働く際は勿論、アメリカでクレジットカードを発行する際や税金を支払う際、銀行口座を開設する際など、多岐に渡り必要となります。アメリカで働く上において、ソーシャルセキュリティナンバーは必須です。
アメリカの住所を登録する
郵便物を受け取る際には、アメリカの住所をUSPS(アメリカ郵便公社)に登録する必要があります。
USPSのサイトでアカウントを取得し、住所を登録しましょう。
最後に
いかがでしょうか。上記の5つは実際に私がアメリカに来てから学校に通い始めるまでに行った内容です。
アメリカにこれから数年いる、と思うと時差の辛さも一緒になってしまい、大変いろんな不安に苛まれます。
しかしながら、その土地で数年過ごすことを考えると、そこで立ち止まることなく、準備をしていかなければなりません。一緒にがんばっていきましょう!
この記事が移住する方や留学する方の役に少しでもたてば幸いです。
それでは!